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フィギュアレビュー、本・漫画の感想など

ソール A.クリプキ『名指しと必然性―様相の形而上学と心身問題―』

哲学 ソール・アーロン・クリプキ ☆☆☆

名指しと必然性―様相の形而上学と心身問題

名指しと必然性―様相の形而上学と心身問題

 ソール・アーロン・クリプキの『名指しと必然性』のちょっとした感想です(・ω・)ノ


 どうやら必読書っていう感じの本らしく、結構面白かったです。ヘスペラスとかフォスフォラスとか何回言うんだっていうw 哲学書ですが、三回の講義(1970年1月20、22、29日)を収録したものなので読みやすく、わりとすらすらいけます。〈指示〉について考えるのが趣味のひとにはおすすめですよ。ぼくもこういうことずっと考えてるのが好きですね。まあいくら考えても1円にもならないわけですが。それどころかこういうこと考えてたらニートになるしかないわね。
 固有名は確定記述と同値ではないというのが有名なテーゼらしく、これは要するに当時の公認学説「記述理論」を批判するものになっているということらしいです。記述理論を勉強してないのでぼくにはクリプキのなにがそんなにすごいのかよくわかりませんが……(´・ω・`)
 例文でゲーデルとか普通に出てきて、ああやっぱりそういうの知ってるのって常識なんだと思いました。ぼくも『不完全性定理』は岩波文庫のやつ読みましたけど、解説でなんとなくわかった気になっただけで……。
 分厚い本じゃないのでちょっと〈指示〉というものについて興味があるよんというひとは読んでみるといいでしょう。厨二病患者にもおすすめです。
☆☆☆