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木野咲カズラ『星屑ネバーランドガーデン』1巻

 木野咲カズラ『星屑ネバーランドガーデン』1巻の感想です。

 よくある(?)女子寮もの。
 女の子はかなりかわいいです。にやにや見てるだけでいいってならおすすめです。
 ただ、ストーリーもしっかり描く感じの話なのでハードルが上がっちゃいますね。話がどれもどこかで見たことあるやつで残念です。どこかで見たことある話でもいちいちドラマチックに演出しないで流れていく日常を淡々と描いていれば別に気にならないんですが、たいしたことないネタなのにどうも大事に描きすぎてるというか、そんなこともったいぶって描かれてもなあって感じはします。キャラ紹介としてキャラごとの小さな悩みとその解決みたいな感じなんですが、ちょっと演出がいちいち過剰かなと。そして過剰でありつつ凡庸だという。話も演出もすべてどこかで見たことある感じ。小さなことを誇張しすぎているというか、ネタと演出が釣り合ってない感じがする。まあそういう漫画は世の中に多いですが。いちいち演出するほど独自性も重要性もないし、またあのネタか程度のものなのに、いちいち大事に大事に描写されたんじゃ読んでるこっちはだるいです。まあ、他人から見れば些細な悩みなのに、本人は世界の終わりだくらいの感じで悩む思春期の感情の強さ繊細さみたいなものを描写したいのかもしれませんが、そういう視点自体もまた凡庸で面白くないわけです。
 全体的にテンプレでしかないんですが、ただそれだけ基本はできてるってことなので、1巻でキャラ紹介も終わったことだし、2巻からがこの漫画家の実力が出てくるんじゃないかな。
 なんか酷評しちゃいましたが、絵は好きなので、これから漫画家として真似っこやテンプレではなく、自分がなにを表現したいのかっていうのをもっと考えてみてほしいです。って何様のつもりなんですかね、ぼくってw
☆☆