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フィギュアレビュー、本・漫画の感想など

【2015年版】今年読んで面白かった本や漫画のおすすめ13作品まとめ

おすすめ

 2015年ももう終わりですね。今年は働きはじめたりカメラ買ったりフィギュア買ったりでいろいろありました。本を読む時間はかなり減ったというかほとんど読んでないのが残念ですが……。とりあえずまとめて紹介します。




ジル・ドゥルーズニーチェと哲学』

ニーチェと哲学 (河出文庫)

ニーチェと哲学 (河出文庫)

 ドゥルーズによるニーチェです。ニーチェ好きな人は読んでみてください。ドゥルーズを読むことでニーチェの破壊力も増します。



高橋哲哉デリダ 脱構築と正義』

 デリダの入門書。ぼくはなぜかデリダ読んでないのだけど、この本は明瞭な解説でよく理解できました。これからデリダ読んだみたいってひとにおすすめです。デリダは難しいらしいので、まずは入門書で全体像をなんとなくつかんでからのほうがいいかもしれませんね。



パウル・ツェラン詩文集』

パウル・ツェラン詩文集

パウル・ツェラン詩文集

 全詩集を全3巻買ったのだけど、どうも読む時間と気力がなくて、じゃあ小さくまとまってるこっちを読もうってことで読んでみた本。ぼくは詩ってヘルダーリンやイェイツくらいしかよくわからないのだけど、パウル・ツェランもぐっときました。なんだか相性がよかった。



大江健三郎古井由吉『文学の淵を渡る』

文学の淵を渡る

文学の淵を渡る

 大江健三郎古井由吉の対談を集めた本。日本が誇る超一流文学者のふたりがざっくばらんに語っている。とても共感できて、やっぱりぼくには文学しかないなと思いましたね。残念なのは日本にはもう文学が必要とされてないってこと。見渡す限り安いエンタメばかりで、自分の居場所がないなと感じることも多くなりました。若い世代が頑張らなくちゃいけない。



スティーヴ・エリクソン『きみを夢みて』

きみを夢みて (ちくま文庫)

きみを夢みて (ちくま文庫)

 スティーヴ・エリクソンの新作ですが、なんと文庫で読めちゃいます! 最初はらしくないなって感じなのですが、だんだんエリクソンらしさが出てきて、後半からは怒涛のエリクソンワールドでした。



ソール A.クリプキ『名指しと必然性―様相の形而上学と心身問題―』

名指しと必然性―様相の形而上学と心身問題

名指しと必然性―様相の形而上学と心身問題

 クワインの『ことばと対象』読んでたんですが、長すぎて半分くらいまで行ったところで挫折してこっち読みましたw この本は読む人によっては「なにをしょうもないことを……」と思うかもしれませんが、日々こういうことばかり考えてる中二病患者ってのは世の中に結構いるもので、そういうひとにとってはとても楽しい本です。



ダニロ・キシュ『砂時計』

砂時計 (東欧の想像力 1)

砂時計 (東欧の想像力 1)

『庭、灰』、『若き日の哀しみ』とあわせて「自伝的三部作」というらしい。この本は暗闇の中を手探りで進んでいく心許なさがあって、ストーリーが面白いという本ではないんですが、文学というものを志す人間は読んだ方がいいです。



カサイ『まりまりマリーゴールド

 狂気溢れるすごいギャグ漫画。感想は以下の記事で。
unnamable.hateblo.jp



荒木宰、至道流星大日本サムライガール新党』

 ラブコメ。荒木宰先生の漫画はいつも3巻で終わっちゃうんですが、どうもこの作品も3巻で終わりそうです。だらだら引っ張るものでもないとは思いますが。アホな桃園桜ちゃんが最高です。絵がめちゃかわいいです。



桑佳あさ『老女的少女ひなたちゃん』

老女的少女ひなたちゃん 1 (ゼノンコミックス)

老女的少女ひなたちゃん 1 (ゼノンコミックス)

 転生漫画。ただし、30歳ニートが交通事故で死んで異世界に転生して俺TUEEEEなどという作品ではなく、88歳のおばあちゃんが死んで転生したという設定です。これがとてもいい。今年読んだ漫画で一押しなのがこの作品。人生を見つめ直すきっかけになるはず。生と同時に死がちらついている。
unnamable.hateblo.jp



ルーツ、桐沢十三、Piyo『うさかめ』

うさかめ1

うさかめ1

てーきゅう』のスピンオフ作品。作画のひとが変わっていて、『てーきゅう』よりもかわいくなってます。『てーきゅう』もいま読んでるところですが、抜群に面白いですね。『うさかめ』はギャグの面白さと絵のかわいさと両方楽しめるいい作品です。「ピーナツが耳につまって抜けなくなった〜!!」



米澤穂信、タスクオーナ『氷菓

氷菓 (9) (カドカワコミックス・エース)

氷菓 (9) (カドカワコミックス・エース)

 原作が小説で京アニでアニメ化もされた『氷菓』の漫画版。アニメ版のような過剰演出をそぎ落とし、それでいて作画の美しさは残っているとても読みやすい漫画です。ミステリというよりは青春モノとして読むといいです。派手な作品ではないですが、とても丁寧で完成度が高いです。



石塚千尋『ふらいんぐうぃっち』

ふらいんぐうぃっち(3) (講談社コミックス)

ふらいんぐうぃっち(3) (講談社コミックス)

 魔女漫画。過剰な演出がほとんど見られないので人生疲れたひとにとくにおすすめです。読んでると癒されます。魔女や魔法という非日常と田舎の生活という日常が地続きにつながっていて、キャラクターのリアクションのゆるさなんかもあって、なんだか心地いい夢を見ているようです。



おわりに

 というわけで13作品を紹介してみました(`・ω・´) どれも自信をもっておすすめしますよ! このなかから1冊だけ選べと言われたら『老女的少女ひなたちゃん』をおすすめします!

老女的少女ひなたちゃん 1 (ゼノンコミックス)

老女的少女ひなたちゃん 1 (ゼノンコミックス)




 2016年は新作の小説書くので本はあまり読めないかも。洋書読もうと思ってるんですけど、仕事してると疲れちゃってなかなか読めないですね……。ベケットの『名づけえぬもの』の英語版読んでたんですけど、挫折して放置してます……。ちなみにぼくのはてなID「unnamable」は『名づけえぬもの』の英語版タイトルから取ってます。読んでるうちにわけがわからなくなって、なんども挑戦してるんですけど、最後まで行きません……。

名づけえぬもの

名づけえぬもの



 ではよいお年を〜(*´ω`*)