愛してくれてマジ感謝

フィギュアレビュー、本・漫画の感想など

ジル・ドゥルーズ『ドゥルーズ・コレクションI 哲学』

 ジル・ドゥルーズドゥルーズ・コレクションI 哲学』の感想です。


 この『ドゥルーズ・コレクション』は全2巻になっていて、『無人島1953-1968』『無人島1969-1974』『狂人の二つの体制1975-1982』『狂人の二つの体制1983-1995』の4冊から重要テクストをまとめて文庫2冊にしたものらしいです。I巻が哲学で、II巻が権力/芸術ってことになってます。
 コンパクトにまとまっていて読みやすいです。ぼくが好きなのはベルクソンを扱ってるところかな、やっぱり。面白いところもいろいろあるけど、ひとつひとつが短いので満足感みたいなものはないかな。あ、でも上の4冊ってすでに絶版みたいで、そういう意味で文庫でこうやって出してもらえてありがたいです。いい仕事です。
 ドゥルーズ読むのにとっかかりとしていいかもしれません。読みやすいっていう意味ではほかには『ニーチェと哲学』やガタリとの共著『哲学とは何か』が1冊でまとまってて面白いと思います。
 さてさて、つぎはII巻を読みますよ。
 目次↓

発想の軌跡
無人島の原因と理由
セリー・ノワールの哲学
ドラマ化の方法
何を構造主義として認めるか
ドゥルーズガタリが自著を語る
狂人の二つの体制
『意味の論理学』イタリア語版への覚え書き
宇野への手紙――いかに複数で書いたか
フェリックスのために
内在――ひとつの生……



哲学者たち
ベルクソン、1859-1941
ベルクソンにおける差異の概念
カフカセリーヌ、ポンジュの先駆者、ジャン=ジャック・ルソー
「彼は私の師だった」
ジルベール・シモンドン 個体とその物理―生物的な発生
断層と局所の火
ヒューム
ニーチェと思考のイマージュについて
ノマド的思考



監修者あとがき

☆☆☆