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フィギュアレビュー、本・漫画の感想など

ニクラス・ルーマン『自己言及性について』

社会学 ニクラス・ルーマン ☆☆

自己言及性について (ちくま学芸文庫)

自己言及性について (ちくま学芸文庫)

 ちくま学芸文庫ニクラス・ルーマン『自己言及性について』の感想です。

コミュニケーション、宗教、政治、メディア、芸術、法…。私たちを取り囲むありとあらゆる事象をただひとつの社会理論に統合することは果たして可能か?かつてヴェーバーパーソンズらも挑んだこの難問に取り組んだルーマンは、システムとその機能的分化によってすべての社会事象の生成と展開を記述する、壮大な社会システム理論を構築した。難解かつ浩瀚な著作で知られるルーマンにあって、本書はその理論の全体像を一望できる稀有な著書となっている。20世紀社会学の到達点をなす、ルーマン理論への招待。改訳版。


 ついにルーマンが文庫化ですか。どの本も高くて買えないからありがたいですな。帯に「ルーマン読むならこの一冊から!」などとあるわけですが、入門書なら以下の本がいいですよ。ほかに入門書として講義録もありますけど、結構文字数があるので効率悪いです。

ルーマン 社会システム理論 [「知」の扉をひらく]

ルーマン 社会システム理論 [「知」の扉をひらく]

  • 作者: ゲオルククニール,アルミンナセヒ,舘野受男,野崎和義,池田貞夫
  • 出版社/メーカー: 新泉社
  • 発売日: 1995/12/01
  • メディア: 単行本
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 で、この文庫本だけど、これ一冊読んでどうこう言うのは難しいな。文体は好きだけど内容的に物足りない気もしたし(でも細かいところ理解してない)。というかそもそもこれは「エッセイ」らしいですね。ほかにいろいろ読んでみたいんだけど、やっぱり本が高価ですからね……。ざっとルーマン知るって意味では上の解説書が手軽でおすすめというかそれしかない。この文庫本はたしかにルーマンの著作そのものを読むきっかけとしてはありかもしれない。もっと読んでみたいので文庫化お願いしますw




 目次↓ 7、8、9、10章あたりがおもしろかった。というか6章まで読んで放置してたので内容忘れてしまっただけではあるw

第1章 社会システムのオートポイエーシス
第2章 複雑性と意味
第3章 コミュニケーションの非蓋然性
第4章 コミュニケーション様式と社会
第5章 個人の個性――歴史的意味および今日的諸問題
第6章 近代社会の自己記述におけるトートロジーとパラドクス
第7章 社会、意味、宗教――自己言及にもとづいて
第8章 社会システムのなかの〈国家〉
第9章 社会システムとしての世界社会
第10章 芸術作品と芸術の自己再生産
第11章 芸術というメディア
第12章 法の自己再生産とその限界
原注
訳者あとがき

☆☆