読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

愛してくれてマジ感謝

フィギュアレビュー、本・漫画の感想など

絶 対 に 働 き た く な い で ご ざ る

 なんか最近商品レビューをしてないなー。このブログの未来はどうなる。まあアフィやってないからどうでもいいっちゃどうでもいいんだけど。
 さて、就活失敗したのでフリーランスで生きていきますって言ってるブログが話題ですね。今回はその感想というか自分語り。
www.iwata09.com





 以下が言及記事
40社で就活をあきらめた人がフリーランスで成功するかどうか、みんな賭けようぜ! - 非天マザー by B-CHAN
就活失敗したからフリーランスという選択に感じる異様な違和感 - うつにっき -うつ病の治療きろく-
ブログ収入頼みでフリーランスになるのは自由だが、仮に稼げなくなった時になにが残るかだけはきちんと考えて欲しい…という話。 - クレジットカードの読みもの
20年前に就活失敗した私は、いまフリーランスで生きている - Insert Coin
就活かフリーランスかどちらの道を選ぶのが幸せ?
新卒フリーランスになると決めた君に本当は先に話しておきたかったこと - CindⅢ site
新卒フリーランスについて思う事 - 今日はヒトデ祭りだぞ!




 言及記事は読んでないですけど、なんかすごい話題になっているようです。みんな仕事が好きなんだなあ。ぼくはとにかく仕事したくないですよ。



 今回は自分語りです。



 ぼくは小中学生時代のいじめられ体験、小学生時代の親からのちょっとした虐待行為などによってちょっと精神が歪んだまま成長してしまいました。親からの暴力というか〈教育〉には生命の危機を感じましたが、それはともかくいじめのほうは客観的に見てそう大したものではなかったんです。要はぼくの顔が気持ち悪いと言われ続けただけです。社宅でも小学校でもメンバーが大幅に変わった中学校でもどこにいっても言われ続けました。ああぼくの顔って変なんだな、まあたしかに鏡で見てみると人間の顔には見えない。でもまあいいや。くだらん。と思ってました。でもどうもこの体験によって自分に自信が持てなくなったわけですね。根本的な自己否定の感情が生まれたというか。といっても最初は特に困ってませんでした。ぼくは勉強はまあまあできたので進路的にはなにも問題なかったので。
 困り始めたのは大学生になってからのバイト探し。どこの面接行っても落ちるんですよ。ああ、やっぱり小中学生のころいじめられていたように、ぼくは社会には受け入れられない人間なのだなと思いました。たしかにこんな顔じゃ無理だわなと結局バイト探すのもやめました。みんなやってる家庭教師すらだめだったのは大いに失望しました。
 毎朝鏡で確認して顔の様子を見ます。行ける! って日と、こりゃだめだって日があります。こりゃだめだ、人間じゃねえと思ったときには外に出られません。シャワーを浴びていちいちリセットしなきゃいけないこともよくありました。鏡見る角度をいろいろ変えてみて、なんとか妥協できるところを探します。何度も何度も確認して、表情も微妙に変えてみたりして、よしっと思うとやっと外に行けます。
 最近はないですけど、学生時代は父親に殺されそうになる夢をよく見て絶叫して起きることがありました。それに大好きな母もいつかは死んでしまうし、ぼくはなんで生きてるんだろうってぼけーっと天井見ながら考えてました。生きるってことが仕事するってことである以上、それは人間と関わることであって、そうだとしたらいまのままだと社会には出られないわけで、最初から詰んでる気がするなあと思ってました。でもまあそこまで焦燥感はありませんでした。
 まあ適当に単位を取りながら大学3年。引きこもり気味だったので単位が全然足りてない中で就職活動が始まるわけです。ぼくはやる気がなかったので3社だけ受けてみました。3社とも最初の面接で落ちました。慣れてなかったということもありますが、頭真っ白になって過呼吸になるんですよね。ぼくはとにかく自分の顔を見られるという状況が一番苦痛を感じるので、複数の面接官からじっと見つめられることには耐えられませんでした。顔がひきつって痙攣してきます。バイトですら落ちてたのでああそうだろうなくらいの感じではありましたけど、なんかもうここで社会との間に巨大な壁を感じました。ぴしっと背筋を伸ばして相手と顔を見合わせて話さなきゃいけない。これはぼくにとっては地獄でした。とにかくぼくは自分の顔を見られたくないんです。視線を感じると存在の奥底をえぐられ内部から破壊されるような恐怖と絶望を味わいます。なんでしょうね、こちらが抵抗できない有無を言わさぬ圧倒的な暴力を感じるんです。自分をどう守っていいのかわかりません。
 というわけで就活は3社でやめて、結局しばらく引きこもりました。引きこもってずっと本読んでました。親はいつかなんとかするだろうとしばらく放っておいてくれました。たまに父が怒鳴ってきたんですが、ぼくがパニックになって過呼吸でぶっ倒れるので何も言わなくなりました。学生時代フォークナー作品に出会ったときから作家になるのが夢というか目標であり、引きこもり生活はぼくの文学に対する理解を深めてくれました。絶望は深くなったけど、絶望の取り扱い方がだんだんわかってきたような感じ。逃避といえば逃避だけど、目標はあったので充実してました。どんどん以前の自分には見えなかった視界が開けていく感じがしました。新しい存在の次元に手が届きそうな喜び、ワクワク感。ただそうも言っていられなくなります。とある春に絶望が深くなりすぎて取り乱し、病院に連れて行かれ、その後なんやかんやの通院1年後に障害者手帳を取りました。
 ぼくは芸術というか表現活動はやりたいけど仕事は極力したくないです。なぜって他人と関わらなきゃいけないからです。向き合って話をしなきゃいけない。こんなにつらいことはない。ストレスが溜まってくると耳が聞こえにくくなってくるんです。なんだか世界から遠ざかっていく感じ。
 小中学生時代こういうことがあったのよと親に言ったのは結局病院行ってからです。親はなんでぼくが働かないのか理解できないようでした。自分の顔が変だなんて親に言えることではないし、母親はぼくのことかわいいっていつも言ってましたから。そんな親を悲しませたくもなかったし。
 でまあ障害者手帳を取って、その後作業所にお世話になり、たまに1日だけのアルバイトさせてもらったりとか、なんやかんややりつつ、合同面接会などで障害者枠の正社員にアタックしていきましたが、どこにも採用されず。というか合同面接会の会場で過呼吸になったりで大変でした。でもまあなんやかんややってるうちに運よく当たったのがいま働いてるところで、月手取り9万程度なんですが、自分で稼いで買いたいものが買えるのは素晴らしいなあと思ったりもしました。スケールフィギュアが買えるなんて……w
 でも結局、このままじゃだめなんですよ。9万じゃ暮らせないです。いまは家に3万入れて2万貯金してって感じなのでかなり豪遊してますが、こんな生活何十年も続けられるわけがないです。それを考えると転職しなきゃいけないわけです。少なくともフルタイムで働く必要が出てきます。フルタイムで働いて月16万という生活が目標になってくるわけです。でもこれは無理だなあとぼくは思うわけです。
 とにかくぼくは顔が気持ち悪いんですよ。カウンセリングや認知行動療法もずいぶん長くやってきました。主治医にも臨床心理士にも全然変じゃないと言われたし、あるときにはハンサムだと言ってきたサポステのおばさんもいました。でもやっぱり意味がわからないんですよね。実際気持ち悪いわけだから。つい最近も外歩いてたら20代前半くらいのちゃらちゃらした男性二人組に「キモッw」って言われましたよ。やっぱりぼくは気持ち悪いんですよ。178cm、64kg、髪は毎月切るし、ヒゲだって剃ってる。服はきれいだし、靴だって磨いてる。でもやっぱりぼくは気持ち悪いんですよ。顔が気持ち悪いんですよ。鏡見てああこりゃやばいなって日は今でもあります。でもぼくは変質者として外出するだけの図太さは身につけることができました。これは成長かもしれないです。
 でもこれ以上どうしたらいいのかわからない。いまの職場は3年と決められていて、例外的な措置が取られなければそのあとまた就職活動が始まるわけです。そのことを思うともうさくっと死んでしまいたくなります。人間と関わりたくない。人間がみんな南ことりちゃんとか千反田えるちゃんみたいだったらいいのに。ぼくを罵倒してくるのはいつも声のでかい男たちでした。小学生の頃からぼくのことを守ってくれるのはクラスの美少女たちでした。Facebookとか見るとなんか医者になった子が多くて、まあたしかにいいとこのお嬢様だったからなあ、立派になられたものだとちょっと嬉しかったですけど、同時に自分の惨めな状況が悔しくもあります。あのころは同じ教室にいたのに、もう雲の上の人になってしまった。
 最近でも自殺についてよく考えます。というか大学生以降ずっとそうですが。いますぐ死ななければいけないという強迫観念はなくなりましたけど、近いうちに死ななければなあ、じゃなきゃどうするんだよなあ、とぼけーっと考えます。
 ぼくは人生で何がしたかったのだろう。文学はやりたかった。ちょうど書けそうなレベルになってきたんですよ。いままで1回純文学書いただけで基本ふざけたエンタメしか書いてないですけど、いよいよぼくもちゃんとしたのが書けそうな感じ、その時が来たって自分でも思うんです。自分の中で確信が持てているというか。でも仕事はじめちゃったもんだから疲れちゃってて書けないんです。これが結構悲しくて。ああなんで生きてるんだろうって思うわけです。ぼくが全力で頑張ってもせいぜい月9万稼げるだけ。ひとによってやれることは違うのだから自分がやれることをやるしかないです。でもぼくがやれることをやってもせいぜい月9万稼げるだけ。
 ぼくはそりゃあもう全力で働きたくないですよ。毎日家でのんびりしていたいです。いま非正規で働いてますが、こんなことしてても結婚できるわけでもないし、将来的にかならず生活が苦しくなってくるのは明らかです。
 障害者手帳を取りに区役所に相談に行ったとき、「このままではジリ貧だから何かやりましょう!」ってことになりました。そういうわけで作業所を紹介されって流れになるわけですが、非正規で仕事はじめたところでジリ貧なのは変わらないんですよねえ。月9万でどうやったら生活できるんだろう。いまは両親が生きていて住む家があるからいいですけど、マンションの管理費等だけでもかなりかかるし。
 働こうって意志のあるひとはすごいと思いますよ。働くってことは他人と関わるってことですから。ぼくは他人に顔を見られたくないんです。顔が気持ち悪いから。なんか他の人と違って人間の顔じゃないと思うんです。とにかく普通ではない。
 社会は厳しいんだ、甘ったれるなとそういう意見は多くあります。そうかー、こんな普通の人たちでも厳しいのかー。じゃあぼくには無理だなあと思うわけです。電話かけるだけでも2時間くらい心の準備が必要で、終わった後は寝込むのに、どうしてまともに働けるのか。ああ、社会は厳しい。どうか厳しくない社会になってほしい。
 今日夕方TBSかなんかたまたまつけてたら生活困窮者のインタビューみたいなのやってましたね。生活保護受けてるって人たち。みなさん働きたいって言ってるんですよ。これってすごいことですよ。ぼくは働きたくないんですよ。