読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

愛してくれてマジ感謝

フィギュアレビュー、本・漫画の感想など

今日買った本――ダニロ・キシュ、ミシェル・ビュトール、ディーノ・ブッツァーティ、ヴァルター・ベンヤミン、エーリッヒ・フロム

購入

 今日買った本の報告です。フィギュアも一緒に買ったのであとで写真撮って投稿します。

ダニロ・キシュ『若き日の哀しみ』

『庭、灰』『若き日の哀しみ』『砂時計』という自伝三部作のひとつ。『砂時計』はすごい作品でしたが、こちらは連作短編ということでもうちょっと読みやすそうですね。『庭、灰』は世界文学全集にカルヴィーノと一緒に収録されてるんですよね。『見えない都市』は文庫で持ってるので、買うのに躊躇してます……。カルヴィーノ作品のなかでもそこまで好きなものでもないし。

若き日の哀しみ (創元ライブラリ)

若き日の哀しみ (創元ライブラリ)

第二次世界大戦中に少年時代を送った旧ユーゴスラビアの作家ダニロ・キシュ。ユダヤ人であった父親強制収容所に送られ、帰らぬ人となった。この限りなく美しい自伝的連作短編集は、悲劇をアイロニーと叙情の力で優しく包み込む。犬とこの上なく悲しい別れをする少年アンディはあなた自身でもあるのです。



庭、灰/見えない都市 (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集2)

庭、灰/見えない都市 (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集2)

砂時計 (東欧の想像力 1)

砂時計 (東欧の想像力 1)



ミシェル・ビュトール『心変わり』

 ヌーヴォー・ロマンの作家ビュトール。読まなきゃだめだよなと思いつつめんどくさそうでずっとスルーしてました(・ω<) クロード・シモンは買ったはいいけどやっぱり放置。アラン・ロブ=グリエは1冊だけ読んで終了(本はいくつか持ってますが)。といった感じであれなんですが、まあ読まなきゃまずいよなということでビュトールも買うだけ買っておきました。そのうち読むかな? いや、読めよって感じですが。クロード・シモンは一応今年中に読む予定ではいます。

心変わり (岩波文庫)

心変わり (岩波文庫)

早朝、汽車に乗り込んだ「きみ」はローマに住む愛人とパリで同棲する決意をしていた。「きみ」の内面はローマを背景とした愛の歓びに彩られていたが、旅の疲労とともに…。一九五〇年代の文壇に二人称の語りで颯爽と登場したフランス小説。ルノードー賞受賞作。

 



ディーノ・ブッツァーティ『古森のひみつ』

 ブッツァーティは好きな作家です。長編の代表作である『タタール人の砂漠』は素晴らしかったし、短編もどれもいいんですよね。『古森のひみつ』は児童文学みたいです。楽しみだ。岩波少年文庫ってすごいよなー。

古森のひみつ (岩波少年文庫)

古森のひみつ (岩波少年文庫)

古森―そこは動物や木の精が住まい、風たちが行きかう小さな深い森。しかし新しい所有者のプローコロ大佐は、命の宿るモミの大木に手をかけ、さらに不吉な願望を抱きはじめます。美しい幻想と、いつくしむ心が織りなすファンタジー。中学以上。

 


ベンヤミン・アンソロジー』

 ベンヤミンちくま文庫から『ベンヤミン・コレクション』が出てますが、7冊もあって全巻分厚いということもあってちょっとなかなか手が出ません。学生時代読もう読もうと思いつつ、「分厚すぎる……」ということでずっと躊躇してました(だめだろw)。でもまあ怠惰な人間というのはそんなもんですよね(^-^) そこでこのアンソロジー。どうも代表的なものがまとまっているみたいで、ベンヤミン読むならこれだ! と思いました。400ページなのでぼくでも余裕で読めそうです(*´ω`*)

ベンヤミン・アンソロジー (河出文庫)

ベンヤミン・アンソロジー (河出文庫)

危機の時代に必ず甦える思想家ベンヤミン。その精髄を最新の研究をふまえて気鋭が全面的に新訳。「暴力の批判的検討」「技術的複製可能性の時代の芸術作品」(第三稿)「歴史の概念について」など究極のセレクトによる本書は、ベンヤミンの言語、神学的歴史概念、メディアなどの主要テーマをめぐりつつ、その繊細にしてアクチュアルな思考の核心にせまる。ベンヤミンを読むならこの一冊から。

 


エーリッヒ・フロム『自由からの逃走』

 ぼくは知らなかったんですが、どうやら有名な本らしいです。タイトルがハイエクの『隷従への道』みたいでとても刺激的でいいですね。2chでこの本の話見たときに絶対読もうと決めたのでした。

自由からの逃走 新版

自由からの逃走 新版

『自由からの逃走』はドイツ生まれの社会心理学者エーリッヒ・フロムによって1941年に発表された。フロムはヒトラー全体主義に世界が震撼するその最中に、この作品を世に送り出した。このことは本書が単なる研究者向けの論文ではなく、ナチに追われてアメリカに帰化した著者自身の「時代の狂気に対する叫び」でもあったことを物語っている。

本書はナチズムに傾いていくドイツ国民とそれを先導した独裁者の心理状態を詳細に説明し、人々に「なぜ」を明らかにしている点で非常に興味深い。あの狂気を生んだ悲劇の根源は、「自由」という人類に与えられた恩恵であった。その分析に触れるとき、読者は、本書が今もなお警鐘を鳴らし続けていることに気づくだろう。

自由であることの痛烈な孤独と責任の重さを受け止め、真に人間性の実現といえる自由を希求することなくしては、人類にとって望ましい社会は生まれない。フロムは問う。幸福を追求するために選んだ自由が果たして「本当の自由」といえるだろうか。「選ばされた自由」にごまかされてはいないか。気づかぬうちに他者に対する加害者となっている自分を許してはいないか。

フロムは、個人が生きるその社会の姿を理解することなしに、自由に生きることなどありえないと語る。本書は、国家のあり方という問題に対してだけではなく、現代に生きる個人がその人生を充足させるためにはどう生きるべきかという問題に対する重要なヒントとなっている。(齋藤佐奈美)

 



6連休取ったはいいが何もしていない

 8月11日から6連休にしたんですよ。有給休暇取って。そしたらオリンピックだらだら見ちゃっててまったく読書してないわけです。本だけがたまっていきます。今日もこのあとフィギュア撮影して終わってしまうし。なんだかなあ(´・ω・`)