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フィギュアレビュー、本・漫画の感想など

【小学生向け】読書感想文(どくしょかんそうぶん)の簡単(かんたん)な書き方

 読書感想文ってめんどくさいよね(*´▽`*) わかる。今回はかんたんに読書感想文をかく方法を考えるよ!



小学校のせいせきなんてどうでもいい

 きみはこれから大人になっていくよ。中学生、高校生、大学生というふうに。
 世の中では「さいしゅうがくれき」といって、どこの高校をそつぎょうしたか、どこの大学をそつぎょうしたかがだいじなんだ。
 しかも高校でのせいせきや大学でのせいせきはほとんど価値がないんだ。日本社会は元気で明るくてたのしいひとをもとめているよ。べんきょうができてもしょうがないんだ!
 きみがまじめにべんきょうするのは高校受験や大学受験のときだけでじゅうぶん! 小学生のきみの読書感想文なんてきみの人生にとってつくづくどうでもいいものなんだ! てきとうに書いて夏休みはたくさんあそぼう!


先生はその本を読んだことがない

 本えらびがめんどくさいよね。ふだん本よんでないし、なによんだらいいかわからないよね。
 いきなり本よめっていわれてもなあ(´・ω・`) 図書館行っても本がたくさんあるし。
 でもどの本をよんでもいいんだ!
 先生はきみがその本をほんとうによんだかどうかぜったいにわからないはずだよ!
 きみは本をまじめによむひつようはないんだ。本をよまなくても読書感想文はかけます! 先生はばかです!


1ページだけよんで感想文をかく! 「ぼくにはできない。まるまるさんはすごいとおもった」

 といっても、まったくよまないと書くのはむずかしいよね。
 だからなんでもいいから本をえらぼう。
 ぼくがきみにおすすめするのは「青空文庫」というインターネットだよ。
 家でおかしたべながらかんたんに本をえらんでよめます。
 今回ぼくはそのなかでアンデルセンをおすすめします! 下のリンクから見れます。


http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person19.html#sakuhin_list_2



 そこには

赤いくつ (新字新仮名、作品ID:42378)     →楠山 正雄(翻訳者)
おやゆび姫 (新字新仮名、作品ID:46318)     →大久保 ゆう(翻訳者)
幸福のうわおいぐつ (新字新仮名、作品ID:42380)     →楠山 正雄(翻訳者)
小夜啼鳥 (新字新仮名、作品ID:42381)     →楠山 正雄(翻訳者)
しっかり者のすずの兵隊 (新字新仮名、作品ID:42379)     →楠山 正雄(翻訳者)
即興詩人 (旧字旧仮名、作品ID:4376)     →森 鴎外(翻訳者)
旅なかま (新字新仮名、作品ID:42382)     →楠山 正雄(翻訳者)
人魚のひいさま (新字新仮名、作品ID:42383)     →楠山 正雄(翻訳者)
野のはくちょう (新字新仮名、作品ID:42384)     →楠山 正雄(翻訳者)
はだかの王さま (新字新仮名、作品ID:46319)     →大久保 ゆう(翻訳者)
ひこうかばん (新字新仮名、作品ID:42385)     →楠山 正雄(翻訳者)
マッチ売りの少女 (新字新仮名、作品ID:2247)     →結城 浩(翻訳者)
マッチ売りの少女 (新字新仮名、作品ID:194)     →大久保 ゆう(翻訳者)
醜い家鴨の子 (新字新仮名、作品ID:42386)     →菊池 寛(翻訳者)
もみの木 (新字新仮名、作品ID:44423)     →楠山 正雄(翻訳者)
雪の女王 七つのお話でできているおとぎ物語(新字新仮名、作品ID:42387)     →楠山 正雄(翻訳者)


 などと書かれているね。どれをよんだっていいんだ。アンデルセンはこどもむけにおもしろいお話を書いた有名な小説家だけど、ちゃんとよんでるひとはじつはすくないんだ。たとえば『マッチ売りの少女』というお話を見てみよう。下のページに行けたかな?




http://www.aozora.gr.jp/cards/000019/card2247.html




 そこには下の方に「ファイルのダウンロード」とあるよね。1ページだけよめればいいから、「HTMLファイル」というものをひらいてみよう。つまり下のページだよ。



http://www.hyuki.com/trans/match.html



 開けたかな? 文字がたくさん出てきたね。よむのめんどくさいよお(´・ω・`) でもぼくはさっきいったよね。よむのは1ページだけでいいんだ。

ひどく寒い日でした。 雪も降っており、すっかり暗くなり、もう夜 ―― 今年さいごの夜でした。 この寒さと暗闇の中、一人のあわれな少女が道を歩いておりました。 頭に何もかぶらず、足に何もはいていません。 家を出るときには靴をはいていました。 ええ、確かにはいていたんです。 でも、靴は何の役にも立ちませんでした。 それはとても大きな靴で、 これまで少女のお母さんがはいていたものでした。 たいそう大きい靴でした。 かわいそうに、道を大急ぎで渡ったとき、少女はその靴をなくしてしまいました。 二台の馬車が猛スピードで走ってきたからです。

片方の靴はどこにも見つかりませんでした。 もう片方は浮浪児が見つけ、走ってそれを持っていってしまいました。 その浮浪児は、いつか自分に子どもができたらゆりかごにできると思ったのです。 それで少女は小さな裸の足で歩いていきました。 両足は冷たさのためとても赤く、また青くなっておりました。 少女は古いエプロンの中にたくさんのマッチを入れ、 手に一たば持っていました。 日がな一日、誰も少女から何も買いませんでした。 わずか一円だって少女にあげる者はおりませんでした。

寒さと空腹で震えながら、 少女は歩き回りました ―― まさに悲惨を絵に描いたようです。 かわいそうな子!


 こうかいてあるよね。ぼくはこれだけよめば感想文もかけると思う。きみならできる! じぶんをしんじるんだ! じゃあ、どうやってこれだけよんで感想かくかをおしえるよ!

 すごくさむい日、雪がふっているのに、足にくつもはいてないんだって! うぎゃあ(´;ω;`) そんなのつらすぎるよ! ……はい、きみはいまそう思ったね! そのすなおな気持ちがだいじです。

 もうきみは感想がかけるはずだよ。
 外はすごくさむいんだ。足もとには雪がつもってる。でもきみははだし。
 そう、きみはいま思ったね。「そんなのぼくにはむり」と。
 いいよ。その気持ちがだいじ。
 ここできみはいろいろそうぞうしてみるんだ。
 じぶんがこの少女のたちばだったらどうかなって。自分がさむいさむい雪のなか、はだしで、おなかもへってるし、ぶるぶるふるえながら歩いているんだ。
 だんだんイメージできてきた?
 真冬にあたたかい家のなかでハーゲンダッツ(アイス)たべるのさいこうだよね。でもいまきみはあたたかい家にいることができないんだ。
 きみはいま少女のたちばになって考えてみているんだ。かわいそうだよね。つらいよね。その気持ちがだいじ。

 それじゃあ、いよいよじっさいにかいてみよう。


「ぼくにはできません。少女はすごいなあと思いました」



 これだけで字数をふやすんだ! そのためには「どうしてぼくはできないと思ったのか」「なんで少女はすごいのか」をかくことがだいじだよ。そう思った〈理由〉をせつめいするんだ!

 たとえばきみは寒いところにずっといたらかぜをひいちゃうと思ったかもしれないね。
「ぼくはかぜをひきたくないからはだしで外にはいかないなあ」
 それ、それよ! それも〈理由〉のひとつだね。


 字数をふやすためにさらにいくつか〈理由〉をかんがえてみよう!


 きみはおなかがすいたらなにか食べたいと思うかもしれないね。
「たべなきゃ死んじゃうからなあ。ぼくにはそんなのがまんできないなあ」
 きみはおなかがすいたらなにかを食べるからね。でも少女は食べるものがないんだ。そんなことがまんできないよね。



 とまあこんなふうに「どうしてぼくはできないと思ったのか」という〈理由〉を書いていくんだ。
 そしてかならず「それなのに少女はすごいと思いました」とつづけてかこう。べつにこれはきみのほんとうの気持ちであるひつようはまったくないんだ。字数をかせぐことだけがだいじなんだ。どんどんうそをかこう!



 この部分だけでもかなりキーワードがあるよね。「お母さんの大きなくつ」「猛スピードの馬車」「くつを持って行ってしまった浮浪児」「たくさんのマッチ」


 こういうキーワードについてきみの考えをかくんだ!


「お母さんの大きなくつをはくなんてぼくにはできません。なぜなら大きすぎるからです。それなのに少女はお母さんのくつをはいていてすごいとおもいました」

「猛スピードの馬車はこわいです。ぶつかったら死んでしまうからです。ぼくならこわくてその場できぜつしてしまうかもしれません。それなのに少女は道を大急ぎで渡れるなんてすごいとおもいました」

「ぼくがもしも浮浪児にじぶんのくつをもっていかれてしまったら、おいかけてぶんなぐるとおもいます。じぶんのくつだからです。ぬすむのはゆるせないからです。それなのに少女はおいかけもしなかったなんてすごいやさしい人だとおもいました。ぼくにはできません」

「たくさんのマッチがあってもいみがないです。なんの役にもたたないからです。ぼくならさっさとすてちゃうとおもいます。それなのに少女はマッチをもっているなんて物をだいじにするいい人だとおもいました」



 こんなかんじ。かんたんでしょ? とにかく文字数をかせぐことがだいじだよ。



 「ぼくにはできません。少女はすごいなあと思いました」



 とにかくこれなんだ。このさくせんでのりきってみてください! さっさとしゅくだいをおわらせてあそぼう(*´▽`*)