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フィギュアレビュー、本・漫画の感想など

ダニロ・キシュ『若き日の哀しみ』

若き日の哀しみ (創元ライブラリ)

若き日の哀しみ (創元ライブラリ)

 ダニロ・キシュ『若き日の哀しみ』の感想です。

第二次世界大戦中に少年時代を送った旧ユーゴスラビアの作家ダニロ・キシュ。ユダヤ人であった父親強制収容所に送られ、帰らぬ人となった。この限りなく美しい自伝的連作短編集は、悲劇をアイロニーと叙情の力で優しく包み込む。犬とこの上なく悲しい別れをする少年アンディはあなた自身でもあるのです。

 



 19の作品が入ってます。短い作品が多いです。1ページのもあります。いい短編集でした。少年を主人公にしてどこか明るくアイロニカルに描かれています。とても美しくて心にしみました。『砂時計』は万人向けとは言えないすごい作品でしたが、この短編集は広くおすすめできます。でも本屋に売ってないですよね……。もっと読まれるべきでは。
 こういうの読んでしまうと自分で書けなくなりますね。ぼくの作り話はあまりにもバカバカしい。
☆☆☆