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フィギュアレビュー、本・漫画の感想など

W.B.イェイツ『ジョン・シャーマンとサーカスの動物たち』

小説 ウィリアム・バトラー・イェイツ

ジョン・シャーマンとサーカスの動物たち

ジョン・シャーマンとサーカスの動物たち

 W.B.イェイツ『ジョン・シャーマンとサーカスの動物たち』の感想です。

“自伝的小説”初邦訳!!アイルランドイングランドがせめぎあうイェイツ文学の“相克の原点”。ノーベル賞作家W.B.イェイツ(1865‐1939)初期の恋愛小説と彼の文学のエッセンスを凝縮した精選詩26篇のコラボレーション。波乱の生涯をたどる「読める年譜」付き。

 



 イェイツの小説と詩が楽しめる本。『ジョン・シャーマン』という小説のほうは初期の作品ということで、たいしたものではないです。正直くだらないと思いました。書かれたのは1888年ということでイェイツ23歳くらいのときでしょうか。まあ23歳ならこんなもんでしょうけど。
 後半はイェイツの名詩選です。「サーカスの動物たち」というタイトルになってますが、これは訳者が「サーカスの動物たちが逃げた」という詩からこのアンソロジーのタイトルに使ったようです。で、詩ですが、これを読むなら岩波文庫の対訳のを読んだほうがいいと思いました。同じ詩もいくつか取り上げられてますし。
 うーむ、まあぼくもEveryman's Libraryのイェイツ詩集は持ってるんで、そのうちちゃんと原文で読んでみたいと思ってます。イェイツはいいなあと思う詩もまあまああるんですが、なんかあまり感心しないのもあったりで、よくわかんないんですよね。
 とにかくイェイツ入門としては原文が乗ってる岩波文庫の対訳のほうが優れていると思います。わざわざこの本買う意味があまりないです。装丁がとてもかっこいいってところは評価できますが……。