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フィギュアレビュー、本・漫画の感想など

今日買った本――サミュエル・ベケット、ネリー・ザックス、チェスワフ・ミウォシュ

購入

 今日買った本の報告です。ってどうでもいいわーw

The Collected Poems of Samuel Beckett

The Collected Poems of Samuel Beckett

 こちらはサミュエル・ベケットの詩集です。詩集ですが、translationsの割合が大きいです。ベケットがやった翻訳の仕事でしょうか。正直そこらへんは個人的にはあんまり興味ないです(´・ω・`) commentaryが充実してる感じでいいんですが、ちょっと分厚いですね。ハードカバーの本なんですが、紙がペーパーバックみたいなやつで、あんまりいい本ではないです。ただ、現在ベケットの詩を買うならこれなのかなあ。ほかにも何種類かあるみたいです。例えば以下のやつ。
Selected Poems, 1930-1988

Selected Poems, 1930-1988

 これは目次見た感じだと、今回買った本よりかなり収録されてるものが少ないようです。とくにベケットの翻訳の仕事に関して。
 それはともかく今回の本はあまりおすすめできないんですよ。ハードカバーなのに中の紙がペーパーバックっぽいってことと、やたらとサイズがでかいんです。2017/10/10に今回の本のペーパーバック版が出るっぽいのでそっち買ったほうがいいと思います。


 紙質が悪い(´・ω・`) ↓




The Complete Short Prose of Samuel Beckett, 1929-1989 (Beckett, Samuel)

The Complete Short Prose of Samuel Beckett, 1929-1989 (Beckett, Samuel)

 こちらはベケットの短編集です。この前ぼくは日本語訳読みましたが、あれはだいぶ入ってない作品があったみたいです。目次比べてみたら、この短編集には日本語訳版に入ってたのは全部入ってました。ほかにもいろいろ入ってます。
 この本はペーパーバックですが、なかなか表紙がかっこいいと思いました。紙質はやっぱり悪いですが。
 The Complete Short Proseってくらいですから全部入ってるのかな?
 たとえば日本語版の最後に入ってた「人べらし役」(英語版ではThe Lost Ones、フランス語版ではLe Dépeupleur)はこんな感じで始まります。(ちなみにフランス語のdépeupleur(絶やす人)は新造語らしいです。日本語版の訳注より)

ABODE WHERE LOST bodies roam each searching for its lost one. Vast enough for search to be in vain. Narrow enough for flight to be in vain. Inside a flattened cylinder fifty metres round and sixteen high for the sake of harmony.
(p.202)

 かずかずの人体がそれぞれ自分の人べらし役を捜しつづけている逗留地。かなり広いので、むだとわかっても捜しつづける。だが逃げ回ってもまったくむだなくらい狭い。周が五十メートルで、調和上、高さが十六メートルの低い円筒の内部である。
(『サミュエル・ベケット短編小説集』白水社、2015年、p.223)

 ベケットがフランス語で書いた後に英訳してるから、日本語訳はフランス語から訳してるみたいですね。当たり前か。Le DépeupleurがThe Lost Onesになってるわけですけど、こういうところ気になっちゃいますよね。フランス語版もほしい……w
 短編集はおすすめします。日本語版も。

サミュエル・ベケット短編小説集(新装復刊)

サミュエル・ベケット短編小説集(新装復刊)





ネリー・ザックス詩集

ネリー・ザックス詩集

 ツェラン関連で存在を知りました。ノーベル賞受賞してる詩人なんですね。詩はうとくて全然知りませんでした。ウィキペディア

ネリー・ザックスNelly Sachs, 1891年12月10日 - 1970年5月12日)は、ドイツの詩人および作家。自らの苦悩と過酷な時代の体験のなかから数々の優れた詩を生み出し、戦後ドイツを代表する詩人の一人とされる。ナチス・ドイツによる迫害経験から、ユダヤ人の悲嘆の代弁者となった。1966年ノーベル文学賞受賞。

 5000円+税と高価な本ですが、かなりしっかり作られてていい本だと思います。




 ネリー・ザックスユダヤ教神秘主義を学んでいたことがあるみたいですね。『ゾハル(光輝の書)』を読んでいたとか。なんだか共感できそうだ。期待。




チェスワフ・ミウォシュ詩集

チェスワフ・ミウォシュ詩集

ポーランドで自主管理労組“連帯”の活動が盛り上がりを見せる1980年、亡命先のアメリカでノーベル文学賞を受賞し、一躍世界に名を知られることとなったチェスワフ・ミウォシュ。かれの生誕百年を記念して編まれた訳詩集。

 詩でなんかないかなーと探していて見つけました。彼もノーベル賞取っているのか。これもまた知りませんでした……
 本は普通です。いろんな訳者が分担して訳してるのはちょっと珍しいかなと思いました。





 とまあ今回はこんな感じで買いました(^_^)v