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リルケ『ドゥイノの悲歌』

ドゥイノの悲歌 (岩波文庫)

ドゥイノの悲歌 (岩波文庫)

 リルケ『ドゥイノの悲歌』の感想です。

『ドゥイノの悲歌』は、『オルフォイスに寄せるソネット』と並ぶリルケ(1875‐1926)畢生の大作である。「ああ、いかにわたしが叫んだとて、いかなる天使がはるかの高みからそれを聞こうぞ?」と書き始められた調べの高いこの悲歌は、全10篇の完成に実に10年もの歳月を要した。作品の理解を深めるための詳細な註解を付す。

 



 岩波文庫の『リルケ詩集』には一部しか入ってなかったので、ちゃんとこちらも読んでみました。この本は『ドゥイノの悲歌』のみで、詩はp.86までであとはp.232まで註解、解説です。
 いまパウル・ツェラン読んでるので、それと比べるとかなり素直で読みやすい詩だなあと感じました。リルケもいずれ原文で読みます。
 この本はボリュームが少なすぎてちょっと物足りないです。詩そのものは共感できていいんですが。

大地よ、これがおんみの願うところではないか、目に見えぬものとして
われわれの心のなかによみがえることが?――それがおんみの夢ではないか、
いつか目に見えぬものとなることが。――そうだ、大地よ! 目に見えぬものとしてよみがえることが!
(p.75)

☆☆☆



追記

 原書も買いました( ´ ▽ ` )ノ
unnamable.hateblo.jp