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革靴初心者の大学生が最初の1足として就活で履くのにおすすめの革靴

 新卒時の就職活動や社会人の転職活動などで履くといい革靴を紹介します。色、デザイン、製法、価格帯ごとのおすすめブランド、サイズ合わせ、などを一通りまとめて、おすすめを紹介します。

1. はじめに

 ぼくは何も知らずに、ABCマートで縦に2本縫い目が入ったものを買って履いてました。リーガルだとスワールトウ、スコッチグレインだとツーシーム(流れモカ)と呼ばれているやつです。
www.regalshoes.jp
www.scotchgrain-shop.com




 新卒時ではありませんが、ぼくが買ったことがあるのでいえばこういうのです。




 このデザインは細身に見えてかっこいいため、社会人でも結構履いてる人がいます。でも日本の安価な革靴でしか採用されていない世界的には特殊なデザインで、ちょっと革靴に詳しくなると、なんとなく恥ずかしくなってまず選択肢から外すデザインでもあります。




 革靴なんて自己責任の上で何履いてもいいわけですが、完全に好みで選ぶというよりは、ある程度常識的なことも知っておいて、その上で選んだほうが失敗が少ないでしょう。というわけで、最近革靴に凝り始めたぼくがいろいろと知ってる範囲でまとめてみます。



2 色について

 簡単な話なのでまずは色から。就活で履く革靴は黒が無難です。一応それなりにかしこまった場なので、ブラウン系やネイビーなどおしゃれするよりは、何も考えずに黒でいきましょう。ここであまり考えても仕方ありません。思想上の理由からあえて社会の慣例に背きたいロックなひとは別ですが。



3 デザインについて

3.1 内羽根と外羽根

 まず革靴のデザインは、靴紐を通す穴がついてるフラップ状の部分(羽根)が靴本体と一体化しているか、それとも外側についているかで大きくふたつに分けられます。靴本体と羽根が一体化しているものを「内羽根」と呼び、羽根が外側に付いているものを「外羽根」と呼びます。一般的に内羽根のタイプがフォーマル・ドレス寄りで、外羽根のタイプがカジュアル寄りという認識になっています。
 内羽根というのはたとえばこういうデザインのものです。



 一方、外羽根というのはたとえばこういうデザインのものです。




 内羽根はフィット感がありますが、その分、着脱は外羽根に比べてやや手間取ります。一方、外羽根は羽根が大きく開くため、着脱がとても楽です。外羽根はひもを大きく緩めて羽根を目一杯開いてやると靴べらなしでも履けたりします。が、いずれにしても脱ぐときはひもを緩め、履くときはひもを結び直しましょう。必ず靴べらは使いましょう。
 就活において内羽根か外羽根かはとくに気にする必要はないと思いますが、どちらが無難かといえば内羽根です。とにかく無難なものが欲しいというひとは内羽根で候補を絞っていってください。



3.2 基本のデザイン

 基本のデザインは「ストレートチップ」といって甲の部分の縫い目が真横に一本入っているタイプです。あらかじめ言ってしまうと、就活に使うのはこの「ストレートチップ」が無難です。ストレートチップは革靴の基本形であり、到達点のような存在です。




 この基本のデザインから、「クオーターブローグ」「セミブローグ」「フルブローグ(ウイングチップ)」と派生します。革靴の装飾は穴を開けて表現することが多いのですが、この穴がどの程度多くあるかで呼び方が違います。
 クオーターブローグはつま先の穴飾りがないタイプのものを言います。ぼくが持っていたのは以下のものです。




 見てわかるように、ストレートチップの真横の縫い目に穴が開いていて、さらに他の縫い目の部分も穴が開けられています。装飾が施されてはいるものの、かなり落ち着いたデザインであり、ストレートチップから少し冒険してみたくなった初心者におすすめです。が、就職活動では使わないほうがいいです。




 次にセミブローグですが、これはクオーターブローグをベースに、さらにつま先に穴飾り(メダリオン)をつけたものになります。ぼくは持っていないのでAmazonからで恐縮ですが、こんな感じのやつです↓
[チャーチ] CHURCH'S DIPLOMAT




 次にフルブローグですが、これはセミブローグをさらにカジュアルにデザインしたもので、ストレートチップの一文字の縫い目部分が翼のような波打ったデザインになっています(ウイングチップといいます)。ぼくが持ってるのはスエードですが、これです↓




 さらに、パンチドキャップトウといって、ストレートチップとクオーターブローグの中間のようなものもあります。それはストレートチップの一文字の部分にのみ穴飾りがあって、他の縫い目の部分にはないものです。このデザインはセミブローグやウイングチップと比べて比較的少ない気がします。
ASIN:B00HIZW6PC




 とにかく革靴の基本はストレートチップです。就活やフォーマルな場面や冠婚葬祭のときには穴飾りのないストレートチップが基本です。ストレートチップには内羽根のタイプのものも外羽根のタイプのものも両方あります。



3.3 その他のデザイン

 他にもいろいろありますが、代表的なものも見ておきましょう。
 まず、プレーントウというものがあります。これは縫い目が入っていないタイプのものです。穴飾りも縫い目もないシンプルなものなので就活に使っても問題ありません。ぼくが持っているタイプだと以下のものになります。上が内羽根のプレーントウで少し穴飾りがあるタイプ。下が外羽根のプレーントウです。個人的には外羽根のプレーントウがおすすめです。




 次に、Uチップ。これはUの字に縫い目が入っているタイプとなります。外羽根です。似たようなデザインでVチップというのもあったりします。Uチップは縫い目のU字部分を大きく取るか小さくするかで印象が違いますし、縫い目の縫製の仕方も何種類かあってそれぞれ表情が異なります。いろいろなUチップがあってひとによって好みは様々です。
 就活に使っても問題ないとは思いますが、ややカジュアルな感じです。最初の1足としては上述のストレートチップをおすすめします。2足目、3足目として少しドレスすぎないものが欲しくなったときに買うといいでしょう。
 ぼくが持っているのは以下のものです↓




 次に、ローファー。ローファーは学生靴として有名ですね。社会人でも履きます。デザインによってコインローファー、タッセルローファー(房飾りのついたもの)、ビットローファー(金具のついたもの)などがあります。
 ローファーはそもそもひもを使わずに着脱できる楽な靴ということで、かしこまった場には適切ではないです。それにソックスの見える範囲が他の靴よりも大きいので、ファッションセンスのないひとにはリスクが高いです。一般的にローファーを履くときはソックスは白が無難なようです。黒だとあまりよくないですね。そういう意味で黒ソックスを履きたい就活の場ではローファーはやめたほうがいいでしょう。
 ぼくが持ってるのはタッセルローファーです。ローファーの中でもタッセルローファーはドレス寄りとされています。ただ、就活には履かないほうがいいです。




 最後に、モンクストラップ。ひもの代わりにバックルを使うタイプの革靴です。バックルがひとつのものをシングルモンク、ふたつのものをダブルモンクと呼びます。要するに靴に革ベルトがついてるような感じなのですが、当然微調整は効きません。バックルはかなりキラキラで目立ちます。おしゃれですが、就活や冠婚葬祭等の場には適さないので、とりあえず最初の1足としてはやめておきましょう。
 こういうのです↓
[ユニオンインペリアル] UNION IMPERIAL シングルモンク
[ジャランスリウァヤ] DOUBLE MONK 98374




 他にもいろいろあるのですが、まあ基本的なところはこんな感じです。



3.4 ソール(靴底)

 革靴はソールがレザー(革)かラバー系かに分かれます。ソールなんて自分では見えないので気にしないかもしれませんが、歩いてると案外目立ちます。レザーソールは色が茶系だったり赤系だったりで真っ黒のラバーよりも少しおしゃれです。
 フォーマル寄りなのはレザーです。しかし、そこまで気にしてるひとはいないので、就活ではどちらを選んでも構いません。レザーソールは雨の日は履けないので、まず1足目としては機能的なラバーソールが無難です。



4 製法について

 革靴の製法は大きく分けて三つあります。セメント、マッケイ、グッドイヤーです。




 セメント式というのは安価な革靴で使われる製法で、アッパーとソールを接着剤でくっつけるもののことです。小学生の頃から履いてきた安いスニーカーなども同じような感じです。価格帯にして1万円以下という感じでしょうか。




 マッケイ式というのはアッパーとソールを縫い合わせて作るものです。縫い合わせるという意味ではグッドイヤーも同じなのですが、詳細は省きますが、マッケイは構造上ソールの交換が何度もできないため、「一生もの」ではありません。その代わり、ソールの返りがいいので、最初から動きやすいという特徴があります。また防水性は低いです。




 グッドイヤー式というのは雑に言うと3万円以上の高級靴で用いられる製法です。構造上、繰り返しソールの交換をできるという特徴があります。堅牢で耐久性が高いです(また、革靴ながらややクッション性があったりします)。足に馴染むまで時間はかかるけれど、履けば履くほど自分の足にフィットしてくるという特徴があります。



 〜1万円→セメント
 1〜3万円弱→マッケイ
 3万円〜→グッドイヤー

 



 ↑雑に並べるとこんな感じです。ちなみに、マッケイは靴の中を覗き込んでやるとインソールのつま先の方に縫い目が出ているのですぐわかります。マッケイにも3万円以上の高級靴はありますが、基本的には2万円程度というイメージです。たとえば、ABCマートで2万円以下で売ってるジャンカルロ・モレリ(ABCマートのオリジナルブランド)はマッケイでした。




 で、どれを選べばいいんだよということですが、使い方によります。
 安価なセメント式やマッケイの革靴はオールソール交換して長く履くという感じではなく、かかとやつま先が減ったら補修して、減ったらまた補修してという感じで使っていき、アッパーの革がぼろぼろになったら買い換えるという感じになると思います。スニーカーと同じような位置付けですね。そういう使い方もありだと思います。
 グッドイヤーの革靴は手入れして長く履くという感じになってきます。グッドイヤーの革靴を買うなら、型崩れ防止のためのシューキーパー(靴に入れておく木型のようなもの)も買っておきましょう。
 安い靴を履きつぶして買い換えていくのか、同じ靴を長く履きたいのか。そのひとの考え方、スタイルによって変わってきます。




 就活で面接していて、革靴の製法がどれかなんて見えないので基本的にはどれでもいいです。と言いたいところですが……
 セメント式はおすすめしません。というのも、セメント式は合皮のことが多いからです。合皮の革靴はやめましょう。蒸れるし、通気性は悪いし、すぐに剥離するし、全然使い物になりません。
 したがって、2万円クラスのマッケイを買うか、3万円クラスのグッドイヤーを買うかという感じになってきます。ここでひとつ言っておきたいのは、グッドイヤーであっても、3万円クラスの場合、革はあまり品質がよくないということです。正直、2万円クラスのマッケイと大差ないでしょう。軽い歩き心地のマッケイか、堅牢でややクッション性のあるグッドイヤーか。予算との兼ね合いもあるので、どちらでもOKです。ぼくのおすすめを言っておくなら、断然グッドイヤーです。試しに3万円のグッドイヤーを買ってみるというのも人生経験としていいと思います。気に入らなければ2足目以降はマッケイを買っていくという感じにするとか。



5 入門用としておすすめのブランド

5.1 リーガル

 とりあえずリーガルですね。日本ブランドで、価格も比較的安価ですし、一通り揃ってます。革質はよくないので高級感は期待できませんが、ラバーソールで機能性・実用性に優れたモデルが多く、革靴の入門にはぴったりです。全国のリーガルショップ、百貨店の紳士靴コーナーにあります。
www.regal.jp



5.2 スコッチグレイン

 リーガルよりやや高め。こちらも日本ブランドで、日本人に人気があります。百貨店の紳士靴コーナーにあります。リーガルはみんな履いてるから嫌だなっていうひとにはいいかも?
www.scotchgrain.co.jp



5.3 ジャランスリウァヤ

 3万円台のグッドイヤーを出しているインドネシアのブランド。百貨店の紳士靴コーナーにもありますし、ちょっとおしゃれな輸入物のシューズショップとかでも取り扱っていたりします。最近人気のようです。ジャランスリウァヤの靴はほかのブランドよりもクッション性が優れているように感じます。ぼくが本格的に革靴にハマったのはジャランスリウァヤのストレートチップ、クオーターブローグを履いたことがきっかけです。革は硬いのですが、リーガルなどよりも本格的な革靴という感じがしてコスパはいいと思います。足に合えばおすすめです。
www.jalansriwijaya.com



5.4 10万円以下の代表的なブランドの紹介

 カルミナ:スペインのブランド。個人的に好きなブランド。細身できれいな靴が多い。7万円〜
www.carminashoemaker.jp




 三陽山長:日本のブランド。日本の既成靴としては最高クラス。独特のデザインのものが多いが、基本モデルはきれいな作り。7万円〜
www.sanyoyamacho.com




 クロケット&ジョーンズ:イギリスのブランド。有名で人気が高い。ファンも多ければアンチも多い。デザインがいい。ぼくの足には合わなかった。8万円〜
www.crockettandjones.com




 チャーチ:イギリスのブランド。こちらも知名度が高い。無骨で大きくて存在感がある靴という印象。Amazonでよく安売りしてる。8万円〜
www.british-made.jp





 チーニー:イギリスのブランド。クロケット&ジョーンズやチャーチに比べて少し安い。6万円〜
cheaney.jp




 グレンソン:イギリスのブランド。クロケット&ジョーンズやチャーチのような知名度や華やかさはないが、地味に固定ファンがいるイメージ(なんとなく)。7万円〜
www.shoe-collection.jp




 パラブーツ:フランスのブランド。カジュアルな靴なので就活向きではない。日本でも比較的知名度がある。縫製が割と雑。コスパの悪さでアンチが多い。休日や雨の日に履きたい。7万円〜
www.paraboot.com




 エシュン:フランスのブランド。パラブーツよりも上品で作りが丁寧な印象。休日や雨の日に履きたい。7万円〜
www.heschung.com



6 サイズ合わせについて

 革靴はとにかくサイズ合わせが超重要です。スニーカー感覚でゆるく履くのは間違いです。ジャストサイズで履いてください。買うときはジャストサイズからややきつめを選ぶことをおすすめします。
 試着の際にはソックスも重要です。薄いソックスで履きたいのか厚めのソックスで履きたいのかまずは考えましょう。いつも履いてるソックスがあるのなら、そのソックスを履いてお店に試着しに行きましょう。
 長さに関しては、ジャストサイズで履かないとかかとの靴擦れの原因になります。もちろんつま先がきつくて指が曲がってしまうようだといけませんが、余裕がありすぎてもだめです。ワンサイズ落としたり上げたりしていろいろ試してみましょう。
 幅に関しては結構どうでもいいと思います。しばらく履いていると型崩れして足に合う感じになります。小指や薬指がきつすぎて歩きにくい、痛いというのはだめですが、すこしきつめ程度なら大丈夫だと思います。しばらく履いてると足に合ってきます。
 甲の高さは結構重要です。理想としては靴ひもをしっかり結んだとき羽根が完全には閉じ切らないくらい、つまり、甲はすこしきついくらいがいいです。履いてるうちにインソールがやや沈んだり、アッパーの型崩れなどで、買ったときよりも靴はやや大きめになります。つまり最初から羽根が閉じきってしまうようだと、ある程度履き慣らしたときにゆるくなってしまうということです。きつい分にはひもである程度調整できますが、ゆるい場合は中敷きいれたりするなど他で工夫するしかなくなります。革靴はきっちりひもをきつく結んでフィット感を得ることが重要ですが、甲の高さが合わず、ゆるい場合はひもをきつく結んだところでどうにもならないので注意しましょう。




 といってもよくわからないと思うので、まずはリーガルショップか百貨店の紳士靴コーナーで店員に相談するといいと思います。「はじめて革靴を履くのですが、サイズがわからなくて……」と。
 スニーカーばかり履いていたひとはそもそもサイズもわからないでしょう。ぼくは27.5cmのスニーカーを履いていたので、革靴は26.5cmくらいかなと思っていたのですが、リーガルショップに行って店員に見てもらった結果、25.5cmがいいと言われました。実際にそれでジャストでした。履いているうちにゆるくなってきたので25.0cmでもよかったかもしれません。リーガル以外のブランドは26.0cmを履いています。
 ジャストサイズを教えてもらったとき、かなり驚きました。「靴ってこうやって履くものなんだ!」って。「幅とかぴったりだし、こんなにきつくていいのか?」と思ったんですよね。でも革靴はそうやって履くんです。足と一体になったようなフィット感を得ることが重要です。フィットした革靴は履いてて気持ちいいですよ。ゆるくないから、カパカパとかかとがぶれたりしないし、しっかり足についてきます。歩いてるだけで楽しくなります。ぜひ足に合ったサイズ、足に合った型を見つけてほしいと思います。革靴が履きにくいというのは、選び方が間違っているからです。正しいサイズを選べば快適です。グッドイヤーならなおさらです。まずはお店へGO!



7 ソックスについて

 就活では無地の黒ソックスが無難です。おそらくスラックスもチャコールグレーやブラックやネイビーでしょう。とにかく黒でいいです。黒の靴、黒のソックスでいいです。下手なことはしないほうがいいです。



8 ベルトについて

 革靴を買ったらベルトも一緒に買いましょう。基本的にベルトは靴と同じ色にします。就活の場合は黒い靴なので、黒のベルトを買いましょう。幅は3.0cmのものがいいです。太いベルトだとややカジュアルになります。バックルはあまり華美ではないものがいいでしょう。ユニクロのベルトでも全然大丈夫です。ぼくが買ったのだと、ユニクロにはこんな感じのがあります↓




 ベルトを買うときのポイントは合皮は避けるということです。表は本革、裏は合皮みたいなタイプが5000円くらいのであったりしますが、そういうものも避けます。ある程度の質感を求めるなら15000円くらいのものがいいです。そんなにお金出せないやっていうひとはユニクロので全然問題ありません。ユニクロのはデザイン的にも洗練されています。




 ベルトにはカットできるタイプとカットできないタイプのものがあります。カットできるタイプとはバックルをカパッと開けられるやつです。こういうの↓




 カットできないタイプのものは、80cm、85cm、90cmといった感じで最初から長さが決まっています。




 ベルトには穴が五つ開いていますが、真ん中の3番目の穴を使うのがいいと言われています。場合によってはその両隣も使います。一番外側と一番内側の穴は基本的には使いません。カットタイプの場合はちょうど真ん中の穴を使えるように調整するといいでしょう。切り過ぎてしまうと取り返しがつかないので、やや長めに切っておいて少しずつ調整という感じにしてください。カットできないベルトの場合は真ん中の穴を使えるかどうかがわからないので、その場合はその隣が使えればOKということにしましょう。たとえば85cmのベルトで内側から2番目の穴を使うか、80cmのベルトで内側から4番目の穴(外側から2番目の穴)を使うかという選択になります。



9 靴ひもの結び方

 リーガルのページを参考にしてください。
www.regal.co.jp




 ぼくはパラレルという結び方をしています。革靴のひもの結び方としてはシングルかパラレルがいいでしょう。外から見たときひもが斜めになっていないようにします。見た目は横線が五本並んだ形になります。



10 結論

10.1 まとめ

 色:黒
 デザイン:内羽根ストレートチップか外羽根プレーントウのラバーソール
 製法:マッケイかグッドイヤー
 ブランド:予算4万円程度ならリーガル、スコッチグレイン、ジャランスリウァヤ。おすすめはジャランスリウァヤ。
 サイズ:ジャストサイズかややきつめ。店員に相談する。
 ソックス:無地の黒
 ベルト:靴と同色にするので黒。カットタイプのベルトで真ん中の3番目の穴が使えるようにカットするのが無難か。



10.2 具体的におすすめの革靴

 ジャランスリウァヤの黒のストレートチップのダイナイトソールをおすすめします。型番は98321です。ぼくも買いました。
unnamable.hateblo.jp




 1足目ならこれが無難です。リーガルやスコッチグレインでももちろんいいのですが、ジャランスリウァヤのほうがお得感があります。リーガルはすこし安っぽい感じがします。スコッチグレインはデザインが個人的には不満。ジャランスリウァヤは革が硬いのでサイズ合わせを間違えてしまうかもしれません。きつめを買ったほうがいいです。
 最初は靴擦れすると思います。1日目は2時間程度履いて、2日目は半日、3日目は1日履くという感じで徐々に慣らしていきましょう。就活本番の前に靴を慣らしておきましょう。靴擦れしてかかとの皮がめくれてしまったら1週間くらい履かずに休んだほうがいいです。
 また、革靴は同じものを毎日履かないほうがいいです。1週間に2、3日程度としておきましょう。したがって、毎日履くなら2足目、3足目が必要になってきます。
 とにかく1足目は黒のストレートチップがおすすめです。冠婚葬祭にも適しています。
www.jalansriwijaya.com




 または外羽根のプレーントウでもいいと思います。型番は98651。
www.jalansriwijaya.com





11 おまけ――なぜストレートチップがいいのか

 個人的な感想なのですが、ストレートチップをおすすめする一番の理由はシワの入り方にあります。ストレートチップは縫い目が真横で、シワの入る方向と平行になってるんですよ。これが美しいのです。Uチップやスワールトウやローファーなど縦に縫い目が入っている靴だと、縫い目と履きジワが交差してしまうんです。最初はいいんですが、だんだん見た目が汚くなっていきます。また、プレーントウだと縫い目がないためストレートチップより派手にシワが入ってしまいます。ストレートチップは美しいのです。




 ストレートチップはこんな感じでシワが入ります。今日履いたばかりでシューキーパーでシワ伸ばししてないのでちょっと汚くなってますが、縫い目とシワが平行に入っていて美しいのです。




 一方、Uチップやローファーだとこんな感じにシワが入ります。縫い目とシワが交差してしまって、ちょっと盛り上がるような感じもあり、汚くなっています。






 プレーントウはこんな感じでかなり広い範囲にシワが入ります。ストレートチップの一本線はシワをうまい具合に抑制してるんですよね。