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『英雄伝説 閃の軌跡IV -THE END OF SAGA-』ストーリーネタバレ感想・考察・批判

 完全にストーリーのネタバレありで書きます。閃の軌跡1-4のストーリー感想・考察・批判です。
英雄伝説 閃の軌跡IV - PS4

 ファルコムファンではないんですが、『イースVIII -Lacrimosa of DANA-』がゲームとしても話としてもよくできていたため、英雄伝説シリーズにも興味が出ました。その頃ちょうど『英雄伝説 閃の軌跡III』が出てて、ここがぼくの軌跡シリーズの始まりでした。そのあと閃の軌跡IとIIのストーリーを追いかけ、空の軌跡零の軌跡碧の軌跡は電撃の特集記事で学習してみたという感じです。



英雄伝説 閃の軌跡』のストーリー・超簡単なあらすじ(合ってるかわからない)

 上級国民であるイケメンのリィンさんがトールズ士官学院に入学しました。クラス分けでVII組になりました。VII組は特別クラスのため、様々な出自の人間で構成されています。最初はいがみ合ったりしていたけれど、クラスメイトたちとだんだん仲良くなりました。帝国内で「帝国解放戦線」というテロ組織が活動しはじめました。首謀者はクラスメイトのクロウでした。クロウは帝国のオズボーン宰相を狙撃しました。なんやかんやあってリィンさんはスーパーロボットである《灰の騎神》ヴァリマールをゲットしましたが、クロウは《蒼の騎神》オルディーネの乗り手だったため、結局リィンさんは負けてしまって逃亡しました。帝国で内戦が始まりました。(閃の軌跡I)
 内戦の中を飛び回り、各地に散った仲間を集めていきます。リィンさんはクロウと決着をつけますが、なんやかんやあってクロウが殺されてしまいました。オズボーン宰相が生きてました。リィンさんはオズボーン宰相が実の父だと知りました。内戦が終わりました。リィンさんは英雄として各地で活動します。(閃の軌跡II
 その後、リィンさんはトールズ士官学院の第II分校の教官になりました。新しいVII組の教官です。リィンさんは生徒たちを教えながら、各地で事件に巻き込まれます。騎神は全部で7体いるらしいです。なんやかんやあってリィンさんは世界終末への引き金を引いてしまいます。リィンさんは鬼の力で暴走してしまい、とらわれの身になってしまいます。(閃の軌跡III)
 帝国は共和国との戦争に突入しようとしています。なんやかんやあってリィンさんは敵の本拠地から助け出されました。死んだと思ったクロウが不死者として復活してました。クロウが仲間になりました。(閃の軌跡IV 第I部)
 各地を回り、仲間集めをします。帝国以外の周辺諸国が協力して帝国と戦う形になります。死んだと思ってた王子が生きてました。(閃の軌跡IV 第II部)
 騎神同士で最強決定戦「相克」をするらしいです。勝つと敗者の力を吸収してパワーアップできるようです。歴史の真実を知りました。オズボーン宰相は伝説的な人物ドライケルスの生まれ変わりでした。すべての元凶は《黒の騎神》イシュメルガでした。こいつが人を呪いなどで操って自分が最強の神になろうとしているのです。とにかくこいつが悪いので倒しましょう。(閃の軌跡IV 第III部)
 ラストダンジョン「幻想機動要塞」。なんやかんやあってリィンさんたちは乗り込むことに成功します。「相克」を繰り返し、リィンさんは《黒の騎神》イシュメルガ以外のすべての騎神の力をゲットします。オズボーンとの戦闘後、ついに《黒の騎神》イシュメルガを倒し「相克」を完了させます。すべての騎神の力がヴァリマールに集まり「一」となりました。しかしイシュメルガの思念体は残っていて、リィンさんに襲い掛かります。なんやかんやあって、イシュメルガの思念体(これを消滅させないと必ず誰かに取りつく)を実体化させてこの世界から完全に滅ぼすことに成功します(ラストバトル)。消えるはずだったクロウは反則技によって死にませんでした。リィンさんも無事です。騎神たちは消滅しました。一方、結社の計画は順調です。“全ての無”へと至るまで、およそ3年――。『オルフェウス最終計画』第三段階《永劫回帰計画》の開始です。(閃の軌跡IV 最終幕)



気になった話

 結局、『空の軌跡』から『閃の軌跡IV』までの軌跡シリーズにおいて帝国周りの話は《黒の騎神》イシュメルガを倒す話だったということでしょうか。《黒の騎神》イシュメルガは250年前のドライケルスの頃から問題になっていて、《槍の聖女》リアンヌ=サンドロットは不死者となって250年間見守ってきたけど、ドライケルスの生まれ変わりのオズボーンが現れたことによって、彼にイシュメルガが取り付いてしまいました。イシュメルガを滅ぼすためには、「相克」という騎神同士の戦いによって最終的に「一」に至る必要があり、そのために内戦を煽ったりして、場を整えようとしていた? いろいろな準備はあったものの、イシュメルガは滅ぼすことができたので、これにて一段落。第1部完というところでしょうか。
 しかし、最大の問題は結社の『オルフェウス最終計画』の方でしょう。こっちが軌跡シリーズ全体の本筋のはず(たぶん)。少し明らかになるのは最終幕のラストダンジョンです。敵との会話でだらだら話します。カンパネルラ&マリアベル戦と、マクバーン戦のところです。気になった部分を抜粋。

 ミュゼ「――《盟主》の計画を遂行する組織ではあるのでしょうけど…… 同時に使徒や執行者たちも対象に何らかの“実験”をしているような?」

 カンパネルラ「7つの至宝がこの可能世界において人の手で如何なる結末を迎えるのか。それを導き、見届けること自体に《盟主》の計画の意味はあるのさ」

 マリアベル「この物語の結末がどうなろうと、結社は計画を次に進める…… 盟主が、結社とこの世界に課した《オルフェウス最終計画》の第三段階を」

 マクバーン「そこがどういう世界だったか“俺”の記憶にもねえが…… こちら側の“俺”とぶつかって融合した瞬間は覚えてるぜ…… それこそ不可分なくらい“ぜんぶ”混ざり合っちまってな」

 マクバーン「この世界に顕れて五十年…… 俺はずっと“自分”を探してきた。元いた世界の記憶…… どうしてゼムリアに顕れたのか」

 マクバーン「あぁ……そうか…… ……俺のいた世界は……もう……」

 ガイウス「天使や悪魔が居ると言われる高位次元とは全く別の軸として…… ゼムリア大陸という、世界の外があり得るという発想に至れないのだ」

 エマ「皆さんは、外洋を進む船や飛行船がいくら行けども同じ海域や空域を突破できないという現象をご存じですか?」

 ミュゼ「説明不能な現象を女神の存在に託して思考停止に陥るしかなかったんですね……」

 セリーヌ「女神が創ったこの世界の“外”に別の法則が働いていて…… 時折何らかの形で、想定外の事象をこの現世に発生させるという仮説ね」

 




 カンパネルラの「この可能世界」、マリアベルの「この世界」、マクバーンの「こちら側」「この世界」「元いた世界」、ガイウスの「世界の外」、セリーヌの「この世界の“外”」「この現世」、などという単語からこの世界以外の別の世界があるということがわかります。というか、この世界にはゼムリア大陸しかないようです。そして世界の外というのは、「天使や悪魔が居ると言われる高位次元とは全く別の軸」らしいです。次元の違う神だとかそういうことではないと。この作品にはオカルティズムの用語が多用されていますが、現実のオカルティズムとは違う感じがします。あくまで別の世界があるということなのでしょう。
 さらに、エンディングで、結社の盟主が出てきて、「“全ての無”へと至るまで、およそ3年―― これより『オルフェウス最終計画』が第三段階、《永劫回帰計画》を開始します」と言います。「永劫回帰」が出てきました。これはニーチェの用語ですね。永劫回帰というのは、世界のすべてが隅々に至るまで寸分の狂いもなく永遠に無限回、回帰するというものです。が、おそらく、このゲームでは哲学用語としての使用ではなく、おそらく「世界がループする」程度の意味だと思います。とにかくオタクが大好きなループものを予感させる言葉が出てきたわけです。




 ところでオルフェウスというのはギリシャ神話で有名な名ですね。とくに「冥府下り」の話が有名です。マクバーンの「あぁ……そうか…… ……俺のいた世界は……もう……」という意味ありげなセリフや、セリーヌの「この現世」という言葉ともなんとなく響きあってる感じがします。
 あと、ぼくは詳しくなかったのですが、オルフェウス(オルペウス)由来のオルペウス教という宗教があり、ウィキペディアから引用すると、「魂と肉体の二元論、転生、輪廻からの最終解脱、などを基本的な教義とする」「人間の霊魂は神性および不死性を有するにもかかわらず、輪廻転生(悲しみの輪)により肉体的生を繰り返す運命を負わされている」「「悲しみの輪」からの最終的な解脱、そして神々との交感を目的として、秘儀的な通過儀礼(入信儀式)および禁欲的道徳律を定めていた」という諸特徴があるようです。本来神的な存在である霊魂が肉体によって物質世界にとらわれていて、輪廻転生によって物質世界に縛られ続けている。だから解脱を目指すということですね。人間の魂が肉体を離れてこの物質世界の輪廻から解脱して神性に至るというようなことでしょうか。神との合一とまで言っていいのかわかりませんが、まあ宗教にはよくあるものですね。
 オルフェウスに関しては「冥府下り」を匂わせつつも、永劫回帰と合わせて考えるとオルペウス教の教義が参考になっているのかな。


 

 ガイウスの「天使や悪魔が居ると言われる高位次元とは全く別の軸」ということを考えると、外の世界の方はオカルティズム的に魂が進化した結果行けるような神的な高次元の領域とは違うようです。物質世界のひとつという感じがします。セリーヌの「この現世」という言葉を真に受けるなら、ゼムリア大陸のあるこの世界こそ現世で、マクバーンが言うように、外の世界はすでに滅んでいて冥府となっているといった感じになるでしょうか。イメージとしては、生者の領域であるゼムリア大陸の外に冥府が広がっているような感じ? ただし、エマが言っているように「外洋を進む船や飛行船がいくら行けども同じ海域や空域を突破できない」という世界の壁が存在するわけです。




 カンパネルラの「この可能世界」という発言もあります。そういえば、このゲームの中ではたびたび「分岐」という言葉が使われたりしてきました。それも合わせると、プレイヤーが今回見てきたゼムリア大陸をひとつの可能世界αとするならば、また別の選択をした可能世界α'におけるゼムリア大陸があるわけです。分岐ごとに可能世界は倍増し、無数にあることになります。ミュゼの「実験」という形容を参考にしてみるなら、無数の可能世界によってそれぞれ様々に条件を変え、どういう結果になるのか実験しているというようにも見えます。ゼムリア大陸という巨大な実験場というわけです。盟主側の視点からするとゼムリア大陸はひとつではないということです。ただ、どういう意味でひとつでないのかはよくわかりません。ループという意味で多数あるということになっているのか(無限回繰り返せるので)、あるいは同時並行的に無数の可能世界があるのか。可能世界という言葉をそのまま受け取れば後者だと思いますが、永劫回帰という言葉が明確に出てきてしまったので、おそらく前者つまりループと関係してるほうが高いような気がします。ゼムリア大陸は必ず「n回目の」という修飾語がつくわけです。実験に失敗するとループさせて初めに戻し、最適解が見つけるまで続けるという感じになるのでしょうか。




 盟主の姿が出てきたのは意外というか、なんとなく神的な存在、それこそイシュメルガに近いようなものだと思っていました。普通の女性っぽかったです。ただ、この世界における仮の姿だとは思いますが。盟主はなぜか外の世界からゼムリア大陸に干渉できるようですね。マクバーンは外の世界からこちらの世界に来るときに、人間とぶつかって融合したことによってゼムリア大陸でも活動できるようになったということでしょうけど、盟主はどうなんでしょうか。




 盟主の言っている「“全ての無”へと至るまで、およそ3年」というのも謎です。ゼムリア大陸が無限回ループしているのだとしたら3年経って無に帰そうがどうでもいいので、全ての無というのは盟主のいる外の世界も含めた全てが無に帰するということなのかもしれませんね。そして、全ての無へと至らないようにするためにゼムリア大陸という閉鎖空間=実験場で実験してるのでしょうか。しかし、マクバーンの言葉によれば、外の世界はすでに滅んでいるような感じがします。セリーヌの「現世」という示唆も考えれば、外の世界は死の世界なのでしょう。しかし、まだ完全には滅んでいなくて、全てが無に至ろうとするその中で希望の光を見つけようとゼムリア大陸の実験で何かを見つけようとしているということなのでしょうか。仮にそういうことだとすると、外の世界とゼムリア大陸の時間の流れは全然違うということになりますね。でもまあすべて推測なのでどうなのかよくわかりません。
 あるいは「3年」というのが今回のゼムリア大陸の寿命のことなら、盟主は残りの3年で人間が全ての無を回避できるかどうか観察していくということでしょうか。全ての無つまり世界の終わりを無限回繰り返すことになるのか、そこから解脱できるのか、という感じでしょうか。実験の成功=解脱に至ったことによって、盟主には何の得があるのでしょうか。盟主は実験から何を得ようとしているのでしょうか。《永劫回帰計画》の目的とは?




 あとは「導力」「古代遺物」「古代ゼムリア文明」「大崩壊」「七の至宝」あたりが謎です。カンパネルラの「7つの至宝がこの可能世界において人の手で如何なる結末を迎えるのか。それを導き、見届けること自体に《盟主》の計画の意味はあるのさ」は直接的な言及で、このゲームでは至宝が重要な役割を担っているのでしょう。女神の存在は否定されたので、至宝はおそらく外の世界の技術によって作られたものでしょう。古代の人々は外の世界の人々から技術提供を受けていろいろな道具を作っていたのでしょうか。あるいは、古代ゼムリア文明の時にはまだゼムリア大陸と外の世界との区別がなかったとか。1200年前の大崩壊がゼムリア大陸が閉鎖空間になったきっかけなのかな。だとしたら盟主は1200年前の世界で大崩壊が起きないようにしようとしているとか? 大崩壊は至宝が原因だったから、ゼムリア大陸という実験場で至宝の研究をしているとか。とりあえず、少なくともロゼが800年生きているので、800年前にはすでにゼムリア大陸は外の世界から隔絶された閉鎖空間だったはず。800年以上前のどこかでゼムリア大陸が外の世界と断絶したということになるのかな。
 というか『閃の軌跡IV』のラストが七耀暦1206年の9月。大崩壊が元年なのかな。その辺の設定よくわかってない(´・ω・`)




 そもそも「身喰らう蛇」ってウロボロスですよね。蛇が自分で自分の尻尾を噛むという円形の図ですが、オルフェウス永劫回帰と合わせると、やはりループっぽいですよね。マクバーンが身喰らう蛇とはよく言ったものだぜみたいなことも言ってましたし。




 なんだかまあよくわかりませんが、結局いずれ設定が明らかにされればわかることです。設定が明かされればわかることを考えていても仕方ありませんね( ´ ▽ ` )ノ



ネタバレ

  • 《金の騎神》エル=プラドーの起動者はルーファス
  • セリーヌは人型になる(猫娘
  • ミリアムはエンディングで復活する
  • クロウは不死者として消えるのではなく、元の人間に戻る
  • オリヴァルト、トヴァル、ヴィクター・S・アルゼイド子爵は生きてる
  • カレイジャス爆破において、犯人であるジョルジュがカレイジャス内に重力制御の小細工をしていた
  • カレイジャス爆破の直後、ブルブランが助けに入る
  • リアンヌ・サンドロット(アリアンロード)は相克を勝ち抜いて最終的に自分でイシュメルガを倒そうとしていた
  • リアンヌはルーファスに不意を突かれて殺される
  • セドリックは最終的にシャーリィを頼り、「身喰らう蛇」に入る
  • ジョルジュとシャロンは帰ってくる
  • 鉄機隊、西風の旅団とは相克でマスター、団長が消えた後に共闘する
  • アッシュに撃たれた皇帝は生きてる
  • アンゼリカは生きてるし、一時期敵だが(仮面をつけてる)、すぐ元に戻る
  • ヴィクター・S・アルゼイド子爵は最初敵として出てくる(仮面をつけてるが、自分の意識はある)
  • 過去作キャラは冒頭のミッションですぐ登場し、その後も度々登場し、ラストダンジョン突入イベントでも操作する(が、ラストダンジョンには連れて行けない)
  • ラストダンジョン突入前にリィンさんは《剣聖》になる
  • アルベリヒ(フランツ・ラインフォルト)は最後に元の人格に戻ってから消滅する
  • クレアはレクターと共にラストダンジョンで中ボスとして登場
  • 相克の順番。まずクロウと戦い、《蒼の騎神》オルディーネの力を吸い取ってしまうとクロウが消滅してしまうので、とりあえず眷属とした。次にリィン&クロウVSルトガーで、ルトガーは消滅。次にリアンヌで、リィンは相克には勝ったが、割って入ってきたルーファスに不意打ちでリアンヌを殺されてしまう(《銀の騎神》アルグレオンの力はルーファスの操る《金の騎神》エル=プラドーに吸い取られる)。セドリック、ルーファスはラストダンジョンにボスとしている。セドリックの扱いは騎神戦の相克があるものの、クレア&レクター戦と同格といった感じ。
  • オズボーンは消滅

 


批判、駄目出し

恥ずかしいセリフ

 このゲームで気になったのは、恥ずかしいセリフが連発されるということです。中でも一番気になったのが、「成長したな」「立派になったな」というやつです。作中に1回とか2回ならまだしも、何度も何度も出てきます。こんなこと書いてて恥ずかしくないんでしょうか。三流作家しか書かないですよ、こんなの。キャラ同士に褒めさせるなんて、演出として下の下です。
 あと、「なんとか届いたか」みたいなやつ。なんなんですかね、あれ。届く届かないという表現が頻発しますが、かっこいいと思ってるのかな。誰かの口癖ならともかく、いろんなキャラが言ってるのが謎です。



言い回しがワンパターン

 気になったのは文末表現の「というか」が多いということです。「それはさすがに恐れ多いというか」みたいなのが何度も出てきましたよね。リィンさんの口癖というだけならいいのですが、他のキャラもそんな喋り方してた気がします。
 あと、「久闊を叙する」も何度も出てきましたよね。難しい言葉を覚えたばかりの中高生ならまだしも、大人が大真面目にこんなの書いてたらちょっと恥ずかしいですよ。現代日本の口語体で貫かれている世界なのに(「チート」とか言ったりもする)、なぜ急に文語に。昔の小説でも稀にしか見ないというか、ぼくは1回見たことがあったかどうかというくらいですね。日本の古典はあまり読まないというせいもありますが。まあでも1回使うだけならいいんですよ。会話でそういう言葉を使う人も世界のどこかにはいるのかもしれないので。でも何度も何度も出てきましたよね。こういう目立つ言葉は何度も使っちゃだめですよ。逆に語彙が貧困に見えるので。
 他にも「意気や良し」も何度もありましたね。
 中高生が考えたようなありがちなかっこいいセリフが満載で失笑してしまいます。



複数のキャラクターが順番にひとことずつ言う冗長な演出

 何かの会話に対して、複数人が連続して反応したりします。順番に全員が一言ずつ言ったり。やたらと時間取られてうざかったですね。行儀よく順番に喋るもんだから、間延びしてしまってなんだか緊張感が削がれます。ボス戦の前と後でもだらだら会話してますよね。ほんと茶番劇ですよ。テンポが悪くてスピード感がないです。
 あと、キャラクター全員の頭に!とか!?がついたりするやつ。あれもなんかバカバカしいですよ。もっとスピーディーにやればいいのに。
 とにかく無駄が多すぎて緊張感も臨場感もなくなっています。



ギャルゲー要素がひどい

 リィンさんモテすぎでしょう。生徒に手を出してるのはさすがに引きましたわ。



アリサがひどい

 アリサかわいくないし、閃の軌跡III以降の衣装はとってもブサイクですよ。なんでヒロイン面してるんですかね。あんたの家族がどうなろうが知ったこっちゃないわ!



キャラ紹介の演出がださい

 新しいキャラクターが出てきたときのキャラ紹介のカメラワークというか、斜めから入って顔に寄って、二つ名と名前が出て一言いただくやつ。複数人同時に出てきたとき全員やるのはどうかと思いましたよ。時間が止まっているみたい。



いいタイミングで仲間が助けに来る

 いいタイミングで仲間が助けに来る。そして敵が撤退する。何度同じ流れをやるんでしょうか。



死んだと思ってたキャラが生きてた

 アッシュに撃たれた皇帝、カレイジャスに乗ってたオリヴァルトと子爵とトヴァルさん。死んだと思ってたのに、普通に全員生きてましたね。ていうか、最終的にクロウとミリアムも死ななかったよ! 結局死んだのって帝国解放戦線の連中だけ? あとはオズボーンとリアンヌと団長つまり不死者の連中が「相克」で消滅しただけ。命のやり取りをしているのに誰も死なないのはまるで『ONE PIECE』。世界の謎を小出しにするやり方も似ている気がします。そう考えると軌跡シリーズもあと10年は終わらないのかも……



声優が使いまわし

 複数キャラやらないでもらいたかったですね。とくに佐藤聡美さんは声に特徴ありすぎて誰が聞いても同じ人がやってるとわかってしまうんじゃないかなあ。アルフィン皇女と鉄機隊が同じ声なのでなんかちょっと意味がわからなかったです。えるたそ〜



士官学校に入学して半年も経ってない生徒たちが強すぎる

 クルトとアルティナはいいですが、ユウナはただの警察学校出身では? なぜ強いのか理解不能です。



VII組に魅力がない

 ラウラとエマだけは良かったけど。マキアスとかエリオットとかガイウスとかユーシスとか存在感がない気がしました。人数絞っても良かったのでは? 新VIIは閃の軌跡IIIではよかったのですが、閃の軌跡IVになってほとんど存在感なかったですね。一応、人とのつながりという意味で役割はありましたが。



よかった点

シャロンさんが戻ってきてくれた

 シャロンさん大好き(*´▽`*)



エリィさんがエロい

 美人すぎる。やはり遠藤綾さんの声はいい!



戦闘時のティオ先輩かわいすぎる

 ちゅき(*´ω`*)



セリーヌが人型になる

 まさかの展開。これは予想外でした。照れてるセリーヌかわいい。というか相沢舞さん好き(*´ω`*) Twitterもフォローしてますよ!



デュバリィが仲間になる

 デュバリィも好きです。 私服かわいいですし(*´ω`*) 戦闘時の「プリズムキャリバー!」の声かっこよすぎじゃないですか!?



総評

 ストーリーだけ知りたい人がプレイするのはおすすめできません。『閃の軌跡』だけでも4本あって、クリアに相当時間かかるので。300時間かかるかも? それだけ時間あるなら小説が何作品も読めますよ! 余計なもの削って演出考えれば半分以下に圧縮できたんじゃないでしょうか。数合わせのイベントが多すぎる感じがします。チーム分けして攻略してもらいたいというのはわかりますが、ちょっとめんどくさすぎるというか。神視点のデメリットということでしょうね。リィンさん視点固定でやっていればもっとさくさく進んだはずなんです。でもエステルやロイドが登場するのでファンサービスとしてやらざるを得なかった部分もあるのかもしれません。
 キャラクターが好きとか、声優が好きとか、そういう人向けですね。ギャルゲー要素があることからもわかりますが。
 とにかくだらだら長すぎるのが欠点ですね。『空の軌跡』から始まってまだ完結せず、やっと第1部完という感じ。ほんと『ONE PIECE』に似てるというか。『イース8』は1本でちゃんと完結してて傑作だったのになー。